楽天証券のマーケットスピードの最新Ver7.0が週末にリリースとなりましたので、早速ダウンロードして一部のPCにインストールして利用を開始しました。3月中のリリースという案内が以前あってもう少し先だと勝手に思っていたので、3月早々のリリースには少々驚きました。
私は表計算ソフトExcelにリアルタイム株価を取り込む機能であるリアルタイムスプレッドシート(RSS)機能を利用して自動売買プログラムを開発・運用しています。徳山式デイトレードの銘柄選定から発注および返済指値注文が完全自動化されているので、万が一バージョンアップ後のトラブルでこれらに影響があってはまずいと思い、これらのPCへのインストールはとりあえず見送ってスイングトレード用パソコンへのインストールを先行させました。
特に問題なく動いているようですが、正直言って上述のRSS機能以外には先物の分足チャートを表示する程度しか活用していないので、せっかくのメジャーバージョンアップに伴う新機能も試していないのが現状です。これだけの多機能ツールを使いこなすのも大変なものです。ただ今回のバージョンアップの目玉の一つである「マーケットスピード ナノ」には興味を持ったので、ちょっと試してみました。
マーケットスピード ナノとは発注に特化したコンパクトなトレーディングツールで、縦型・横型が提供されていますが、スキン設定を変えることでかなり自由にカスタマイズできるみたいです。マーケットスピードの超コンパクト版といった感じです。私は信用建て玉の返済指値の訂正に使ってみたのですが、コンパクトさゆえに板情報が不十分で他のツールの情報参照が欠かせません。それならマーケットスピードを直接操作した方がいいなというのがこれまでの個人的な感想です。ただせっかくの新ツールなので、もう少し効果的な使い方ができないか検討してみるつもりです。
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